コナン覚書

魔術(承前)

魔術師の六つのルール:

  1. 成功のルール:連続的に殺害した相手の数が多くなればそれだけ魔術攻撃ボーナスにプラスがつく。一回でも途切れればプラス分は消失。
  2. 非永続のルール: 呪文や魔法のアイテムの効果は永続しない。別記がなければ、呪文やアイテムの発動・製作者である魔術師が死ねば、それらの効果は消え失せる。FPを使って死亡を瀕死にした場合も、呪文やアイテムは効果を消失する。
  3. 保身のルール: 任意のタイミングで、自分の保有PPを全部放出するかわりに、周囲10ft.に1d6×消費PPのダメージを漏れなく与えることができる。
  4. 執着のルール: 現在の魔術研究以外に執心する対象ができた場合(思慕とか別のパワーソースとか)代償として基本PPを1〜3点減少させられる。ただし、何らかの形でその執着を現在の魔術研究に活かせた場合(思い人を生け贄にするとか)、基本PPが減少分だけ逆に永続的上昇する。
  5. 主人のルール: 魔術知識を得る上で、別の魔術師や他の存在の助力を借りた魔術師は、師匠からの支配を受けることになる。
  6. 魂のルール: 魔術師の魂の色は、堕落の度合やPPの量によって彩られ、他の魔術師に魂の色を見破られる可能性がある。

魔術に伴う二つの危険

  1. 大魔術の反動(Runaway Magic):アスタリスクのついている呪文は強力な大魔術であり、連続使用は甚大な反動を招く可能性がある。1週間以内に複数回、大魔術呪文を使った場合、二回目以降毎回、意志セーヴを行わねばならない(DCは10、15、20、25……と上昇)。失敗したら、表8-2でd20を振って結果を適用する。このとき、魔術師の堕落が進んでいると結果がより悪化する。
  2. 堕落と狂気:堕落が1点以上すでにある魔術師は、さらなる堕落の危機に直面した際、堕落もしくは発狂する危険に見舞われる。堕落に抵抗するセーヴに成功するたびに、もう一度同じDCでセーヴを行い、失敗すると1d6ラウンドの動揺(判定に-2)の後、軽度の狂気をわずらう。軽度の狂気をわずらっている魔術師が、次に同様のセーヴに失敗した場合、3d6ラウンドの動揺の後、重度の狂気をわずらう。

*発狂を避けるために自発的に堕落セーヴに失敗することができる。
 狂気は、3ヶ月の間、魔術を実践せず、堕落を引き起こすような要因にさらされない上で、意志セーヴ(軽度ならDC15、重度ならDC20)に成功すれば、完全に払拭される。

魔術様式(Sorcery Style:表8-3)

  • 抗魔術(Counterspells)
  • 呪詛(Curses
  • 占術(Divination)
  • 催眠術(Hypnotism)
  • 自然魔術(Nature Magic)
  • 死霊術(Necromancy)
  • 東洋魔術(Oriental magic)
  • 奇術(Presdigitation)
  • 召喚術(Summonings)