夏の炎の竜(下)

 読了。なんかコストパフォーマンス悪いような。
 もともとはペーパーバック1巻ものなのでしょうがないのでしょうけど、クリン全土を揺るがす『第二次大変動』の物語にしては、小さくまとまっているというか、戦争の一部分しか描写していないというか。ぶっちゃけ、いささか肩すかしな感じでした。タキシス騎士団はイイ味出していただけになあ。
 まあとにかく、これで「絶望の時代」のドラランは完結ということですね。