シカゴの公子陛下
総本山(http://www.worldofdarkness.com/)更新。V:tRフィーチャリング・キャラクター紹介その5。
- マクスウェル公子
- 氏族(Clan):ヴェントルー
- 盟約(Covenant):Invictus(不屈)
- かつての、そして現在のシカゴの公子であるマクスウェルは、1871年に街を壊滅させた大火の後、長い歳月を休眠して過ごした。再び目覚めると、彼は街の支配権を取り戻しにかかった。多くの年月を費やしたものの、彼は公子としての正当な地位を回復した。それ以来、彼は、さまざまなアンデッドとさらに危険度を増した物事に満ちた街の強大な首長としてはたらいている。彼は力の均衡を通して支配しており、五つの主要盟約を注意深くその庇護のもとにおいている。自身は「不屈」(Invictus)の一員であるが、彼は「聖なる槍」(Lancea Sanctum)とも緊密な個人的関係を築いている(特に、ソロモン・バーチ司教は彼の側近顧問のひとりである)。この同盟によって彼は、街の労働階層地区と密に結びついているCarthiansの伝統的な力を抑えることができている。
- いわゆるマクスウェルの王冠は決して安泰ではない。盟約の権力ゲームを演ずることを拒む血族たち(そして半端な覚悟で参加する幼童たち)が、勢力の均衡をおびやかしており、彼は彼らを常にないほどの熱心さで追討している。しかし、彼の支配に対する最悪の脅威は、おそらく歳月の経過そのものだろう。彼はすでに一度休眠に陥っており、やがて自分がまた休眠するであろうことを彼も気づいている。他の者たちは、ヴェントルー氏族の長老にしのびよる狂気を彼はあらわしはじめているとささやき、パーセフォニー・ムーアを愚かにも“抱擁”したことが、マクスウェルが自分の正気(と権力)への把握力を失いつつあることの証拠であると指摘している。
ノスフェラトゥ該当氏族の紹介かと思いきや、再びヴェントルーですね。でも結構新情報がでてきています。
シカゴは五つの盟約の均衡で動いているとのことですが、Invictus、Lancea Sanctum、Circle of the Crone、それから今回初出のCarthians、あともうひとつがそれに当てはまります。
Carthiansについてですが、ネットを漁っていたところ、次のような文章を見つけました。
- In the 13th century, the south of France was primarily Protestant. The dominant group in what was then called the County of Toulouse was Carthian. This group, although respected, denied the deity of Christ.(ソース:http://apps.cmalliance.org/missions/world/upgs/upgfiles/041.htm)
つまり南仏カタリ派のことということでいいのでしょうか? そうすると、Lancea Sanctumとは仲が悪そうです。
Lancea Sanctumのソロモン氏は司教と呼ばれています。サバトのように擬似宗教組織なのでしょうか。
ヴェントルーの長老は狂気の徴候を示すようですな。マルカヴィアン的に、これは不可避なものなのかもしれません。
あと、今回もなりたてのヴァンパイアは幼童と呼ばれるようですな。