聖なる槍

 総本山(http://www.worldofdarkness.com/)更新。盟約その4。

  • 聖なる槍(Lancea Sanctum)
    • “聖なる槍”は、呪われし者の司祭と異端審問官を自称する者たちの盟約であると同時に、血族の宗教的、道徳的バックボーンである。全世界的に尊敬され恐れられているこの盟約は、公然と支配しようとはしていないにせよ、すべての血族の宗教生活を絶え間なく監督しようとしている。自らを神に選ばれた者と信ずる“聖なる槍”の血族は、キリストの脇腹を刺してヴァンパイアに変じたローマ百人長が著した文書の集成である“ロンギヌスの聖約”(The Testament of Longinus)にしたがっている。“聖別者”(Sanctified)は、神によるロンギヌスの変身は、呪われし者の存在に意味を与え、アンデッドに新たな目的をもたらしたのだと信じている。
    • “聖なる槍”は、可能なかぎり改宗を求め、改宗を争いの代案として使う。同志となれる者たちを斬り倒したくはないからである。“聖別者”は、すべての呪われし者の司祭および相談役を自ら買って出ることで、できうるかぎりの霊的な導きをもたらし、そのことでも改宗を達成している。そして、司教や大司教はしばしば不屈党の公子の側近として仕えている。
    • 利益:“聖なる槍”のメンバーは、特別な訓えである《テーベ魔術》(Theban Sorcery)を学ぶことができる。《テーベ魔術》は、聖書起源とおぼしき呪いをくつがえすことのできる血の魔術の一種である。