ポルトガル史
- 作者: 金七紀男
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 2003/04
- メディア: 単行本
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日本語で通史っつうとこの本くらいしかないそうです。
16世紀後半からずるずるずるっと海上覇権から滑り落ちて這い上がってこれない辺りが大変もの悲しい。世界初の絶対王政国家なのに。
あと、確かにフランコ独裁はよく語られるけど、サラザール独裁はあんまりどこでも言及されませんよね。やっぱり将軍と大学教授の違いなのかしらん(華というか押し出しの点で)。革命くらったわけでもなく、大往生というわけでもなく、事故*1であっけなく引退てのもビミョウにショボいですし。
*1:昼寝中にハンモックから落ちて頭部強打→昏睡。