劇薬
- 作者: 遅塚忠躬
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1997/12/22
- メディア: 新書
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中高生向けに書かれたらしく、読みやすくてたいへんよろしいです。劇的なエピソード描写には欠ける感がありますが、なぜ革命が起こったのか、なぜ恐怖政治が起こったのか、そうではない選択肢はなかったのか、といったことをわかりやすく図示などを使って論じています。
入門書的な内容だからといって、単なるブルジョワ革命論ではないあたりが良いですね。
オススメ(たぶん既に有名な本だけど)。