ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟

 観てきました。園児&父兄に遭遇しまくり('A`)
 以下ネタバレの感想みたいな殴り書き。
 メビナビに続いて、ウルトラQ以来伝統のOPを再現するとは開幕でいきなりやられた感じでした。
 のっけから板野サーカスばりばりの宇宙戦闘シーン。メビウス本編ではあんまりウルトラマンはしゃべらないので、ぺらぺらしゃべりまくるウルトラ兄弟ヤプールを見るとなんだかひどく昔っぽくて微笑。Uキラーザウルスってエースキラーの強化版なんでしょうか。神戸湾にヤプールごと封印てすげええ。タロウ助けてやれよ。
 女生物学者さんはミライ君に色目使いまくってるのがなんだか気持ち悪かったです。途中で半分退場しちまいますし。ふさぎこんでる少年キタ━。定番ですね。しかしその直後に登場のご老体がたのインパクトでかすみまくり。郷さんは髭のせいか誰だおまえと思いましたが、他の三人は当時の面影がかなりありますね。特に北斗って昔からこんな顔だったような。
 テンペラー星人ザラブ星人ガッツ星人、ナックル星人のわるだくみ。おまえら戦隊ものかw 凄い絵面でした。声優も何やらやたら豪華で微笑。んで、テンペラー瞬殺。GUYS出番ないなあ。
 そしてこのメンツならニセウルトラマン登場は当然ですな。やっぱり目つきが悪くて尖っています。学習してねー>ザラブ ゲストでTILTの管理官登場……今度は市長さんですか。あいかわらずヘタレてますのう。同じシーンでダイナから山田まりや(マイ隊員)と布川敏和(副隊長)がゲスト出演。
 次いでガッツ星人の罠にかかったメビウス、さっそくやっぱり十字架。ダンさん、アドバイスはもっと大きな声でお願いしますよ。んでもってこの映画の目玉であるウルトラ兄弟変身シーン。すげえ変身グラフィック(?)もそのまんまだ。セブンのモザイク貼りみたいな変身も再現。なんだかいちいち懐かしさをついてきますねえ。
 ふむウルトラマンの顔をAタイプにしたのは、新マンと見分けがつくようにするためなんでしょうか。あと、宇宙人たちが黒雲結界を張ったのは、太陽エネルギーをウルトラマンたちが受け取れないようにするためなのですな。気づくのにしばらくかかりました。ただこのためにGUYSの出番がまるでなくなってしまって残念でした。
 この後の、メビウス救出→兄弟捕獲→少年から勇気をもらったメビウス復活→兄弟救出→神戸空港へ、の流れはやったりやられたりで似たような場面が続いて多少くどかったような気がします。GUYSがテッペイのアドバイスを受けて黒雲結界を破り、ウルトラマンたち大復活という展開を期待したんですが、全然音沙汰なしでしたねえ。
 Uキラーザウルス最終形態は、小中監督っぽい巨大超獣。なかなかかっちょいい。腹にスーパーレーザーがあるあたりもw。タロウ、ゾフィー登場後はまたまた板野サーカス炸裂で八つ裂き光輪、ウルトラギロチン、ウルトラブレスレットが飛び交いまくりでもはやわけわかめ。でも映画「ULTRAMAN」より進化している感じで迫力はさすがの一言でした。………GUYSもいれてくれよ。゚(゚´Д`゚)゚。
 おらにみんなの力を分けてくれ!でメビウスインフィニティー変身&超獣撃破。いや、あの、光線技は? ブレードは? その倒し方は独創的ですが……。
 黒雲晴れて大団円。四兄弟は地球での仕事に戻るんでしょうか。いちおうゾフィーとタロウから光エネルギーはもらったので変身はできるんでしょうけどね。やはり人間として暮らしていてほしいと思います。
 んで、結局GUYSの皆さんは何もできなかったなあ。補佐官やマルもでてこなかったし、ひたすらウルトラマンたちだけで事件を解決したのはメビウスらしくないという気がしました。もっとも、メビウスを見ていない人にも話が分かるように作ったんでしょう。もうすでにおなかいっぱいなので無い物ねだりなんですけどね。
 スタッフロールはすげえええ。今回あちこちで回想シーン&昔のテーマアレンジを使いまくりで死にそうでしたが、最後にまた一発きました。レオ、アストラ、父、母、キング、ジョー、80、ユリアン、ゼアス、平成以降のウルトラマンたち、と結局全員登場というわけで。最後に記念撮影ぱちり、できれいに終わり。
 たいへん楽しい一時間半でした。ウルトラマンに思い入れがある人なら見にいって損はないと思います。