War of the Ring対戦2回目

てなわけで、午後に対戦プレイをしました。今回は2時間半にて終了。やっぱりルールを双方把握してると進行が早いですね。私は冥王側でした。
序盤からエルフの指輪も使って指輪の旅がスムースに進行しました。私の追っ手はまるでしっぽをつかむことができず、正直かなり焦りました。

4ターン目初頭の情勢


東夷が谷間の国に接近。エレボール、谷間の国、森の王国の制圧(=5ポイントゲット)をねらいます。
南方では、ミナス・モルグルにモルドール軍を集結して北イシリアンに進出。黒門からも北方に向けてオーク勢進発。ハラドリムはペラルギア経由ドル・アムロス侵攻をねらっています。
また、アングマールでは魔王が復活して、エリアドールを威圧します。
自由の民側は、はなれ山の危機と北方の魔に対抗すべく、ドワーフと北方人を奮起させて防衛の準備着々。一方、指輪の一行はいまだ一度も見つからず(おそらくは)モリアを抜けてロリアン近辺に到達しています。

6ターン目終了直前


エレボールはダイン2世を先頭にして山中にこもり、谷間の国を火の海にして迫る東夷勢に大損害を与えたものの玉砕。
黒門から吐き出されたオーク軍団は、闇の森南方でロリアンを威圧しながら森の王国をねらっていますが、「岩山」ではビヨルンの一党が救援のため大号令をかけています。
ようやく追っ手(「オークのパトロール」イベント)が旅の仲間をエミン・ムイル東部で捕捉しましたが、一貫して先導役をつとめてきた灰色のガンダルフの「魔法使いの杖」の一閃で追い散らされてしまいました。まだフロドは誘惑ポイントがほとんどありません……。「死者のろうそく」イベントで多少ダメージは与えましたが。

このころのアイゼンガルド=ローハン情勢……。ゲーム開始時からサルマンはほとんど活動しておらず、ゴンドールと北方の情勢が急を告げる中、着々とエドラスやヘルム峡谷にセオデン王はじめとする勇士たちがそろいつつあります。もっとプレッシャーかければよかったんですが。

9ターン目終了時


6ターン目から延々と攻城戦の続いたミナス・ティリスがようやく陥落。魔王と戦闘カードのごり押しでなんとかしたものの、相次ぐエリート騎兵の突撃などでモルドールの大軍勢は見る影もなく減ってしまいました。一方、ドル・アムロスをハラドリムが包囲。エレボール、ミナス・ティリス、ペラルギア、谷間の国が落ちているのでここまでで冥王側は6ポイント。
北方戦線ではビヨルン一党が谷間の国救援に向かっています。本当は森の王国を東夷で攻めたいのですが、補給線が長いのと、アクションが足りないのとで援軍が送れていません。
ローハンでは、オルサンクを進発した褐色人の国とアイゼンガルドの軍勢がアイゼン川の渡しからヘルム峡谷に向かいます。
ちなみに指輪の一行は、ナズグル必死の追跡にもかかわらず黒門に到達してモルドールに入っています。ガンダルフだけはファンゴルンのエントたちを呼び起こすため一行を離れましたが、あとは6人(+フロサム)全員が馳夫を先頭にゴルゴロスの荒野を行きます。かなりピンチ!

10ターン目終了時


ローハン戦線。ヘルム峡谷の戦いがアイゼンガルドの勝利で終わりました。ウルク・ハイを動員した連続攻撃と、オルサンクの妖術(爆弾)によって、セオデン王以下全滅。これで冥王は8ポイント。あと包囲されているドル・アムロスが落ちれば冥王勝利です。
直後にガンダルフの説得に応じたエントが木の髭に率いられてオルサンクを攻撃しましたが、かろうじて首の皮一枚でサルマン生存。
闇の森では、ビヨルン一党が谷間の国を解放しようとしたものの、意外な東夷の奮戦によってわずか1ラウンドで壊滅して撤退を余儀なくされました。ただ、東夷ももうこれ以上侵略する力はなく、ドル・グルドゥアからの援軍を待つのみ……。
指輪所持者たちは、モルドールの旅の中盤にさしかかっています。一度、サウロンの目に見つかりましたが、馳夫の特殊能力ですばやく身を隠して進行。

第11ターンのモルドール


ここで「一行の離散」イベント!
旅の仲間はゴルゴロスの荒野でちりぢりになり、3人(レゴラス、メリー、ピピン)が非業の最期を遂げてしまいました。残るコンパニオンは馳夫とギムリだけ。さらに、自由の民はこれ以上旅の仲間を進行できるダイス目にめぐまれなかったため、あと一歩のところで旅を完遂することができませんでした。もう少し「剣」ダイスが出ていれば、誘惑ポイントがほとんどなかったフロドは無事、指輪を火口に捨てることができたでしょう。
(右下にちょっと写っている騎馬像がサウロンの口様。ミナス・モルグルの援軍を率いています)

ゲーム終了


11ターン目の最後にドル・アムロスが抗戦むなしく陥落。エドラスもワーグライダーに襲われ、冥王側合計11ポイントで勝利です。
自由の民陣営は、かなり指輪の旅が順調だっただけに残念だったようです。やはりガンダルフは早めに一行を離脱させて白変身してアクションダイスを増やさないと、手数が少なくてヤバいのでしょう。
あるいは、北方での戦力拡充にいそしむよりも、ペラルギアやラメドンなどの南方敵軍侵攻ルートに積極的に徴兵を行って、冥王の手数を減らす作戦に出るとよかったかもしれません。まあそれだけ、私が北方に相当数の軍勢を向けて陽動したかいがあったということなんでしょうけども(^^;
たぶんローハンでワーグライダーが超がんばらなかったら、もしくは自由の民側にエルフの指輪が一個でも残っていたら、12ターン目までゲームが続いて、そのまま指輪投棄されていた気がします。
それにしても、追跡判定が全く成功しなかったのにはものすごく焦りました。平均3つ振っていれば6の目一回ぐらい出るだろ……常識的に考えて(;´Д`)
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……なに、エルフ? 最後まで参戦しませんでしたが何か?