〈法〉のオートマトン

 EoMの〈法〉のカルトでは、ユニーク・クリーチャー(例:ドンブラスはオーナイ召喚を提供)のほかに、自動機械であるオートマトンの製作を提供します。原作中ではマイシェラの機械の鳥がオートマトンに該当します。
 オートマトンは〈技師〉Engineeringと〈機械〉Mechanisms技能を用いて建造されます。建造に必要な労力は、目的のオートマトンの「全ての能力値+装甲点」の合計のマン・ウィークとなります(合計70点で7人で建造するなら10週間。ただし最短でも合計値の一割週はかかる)。建造期間中、1週間ごとに両方の技能で判定を行って成功しなければなりません。なお、装甲点はSIZを超えられません。
 オートマトンが持つ技能は、INTを1ポイント持つごとに1個で、技能値は基本%+25%となります。
 完成したオートマトンを使うには、まず上記合計値を超えるマジック・ポイントを注入して起動しなければなりません。この起動コストを超えて注入したポイント×1時間が活動時間になります。活動が終了したら、また改めて起動しなければなりません。
 オートマトン疲労もせず、精神的な影響も受けません。命令できるのは(譲渡されないかぎり)建造時にルーンを刻み込んだ者だけです。コストも時間も召喚より多大にかかりますが、デーモンのように逆らったりはしないので安全なのが利点といえるでしょうね。