EoM後続
コアルルブをつらつらながめるに、魔術ルール以外はマングース版RQ準拠なのでRQ2到着待ちなのですよね。そこで(コアルルブの夢盗人ルールはあとまわしにして)後続サプリの方を読み始めております。サプリは以下の通り。
現在、旧MRQのラインがマングースの公式サイトから消えているため、たぶんこれ以上出ることはないでしょうね……Atlas of the Young Kingdoms期待してたんだけどなー(泣
- Bright Shadows(メルニボネ)
- Companion(シナリオ指針、他次元、狂気、航海、東方ガイド)
- Magic of the Young Kingdoms(ルーン魔術、召喚の追加ルール、既成デーモンやユニーク・クリーチャー)
- Cults of the Young Kingdoms(永遠の争闘、追加カルト)
- Dream Realms(夢の領域、千年の夢)
サプリはいずれも、追加ルール+追加NPCデータ+シナリオという構成になっていますね。コアルルブでデータ無しだった原作登場人物はCompanionで補完されています。
狂気ルール
Companionに載っています。旧版ストームブリンガーでもありましたな。
クトゥルフとは逆に、狂気ポイントInsanity Pointsがたまっていきます。狂気の度合いはINTとの比較で行います。蓄積している狂気ポイントが、
- INTの半分以下:正気
- 〜INT以下:一時的狂気
- 〜INT×2以下:永続的狂気
- INT×2を超えた:NPC化
“永続的狂気”といっても、回復の見込みはないが、狂気をはらんだままプレイを続行できます。クトゥルフで言えば不定の狂気で精神障害がついた状態といえるかもしれません。狂気ポイントがINT×2以上に達すると、よだれをたらしてぶつぶつ言うような白痴状態になってしまうのでキャラ没収です。
狂気ポイントの増え方は、クトゥルフとよく似ています。狂気を引き起こすような状況に遭遇したときに〈精神抵抗〉Persistence技能判定を行い、失敗すると状況に応じたポイント(1D4など)を獲得します。ファンブルすると点数二倍です。狂気ポイントはキャラクターの成長の一環としてヒーロー・ポイント1点を支払うごとに1点減らせます。
一時的狂気、永続的狂気はGMが任意に決めるか、表を振って決めます。
狂気ゆえの鋭敏な洞察力は、狂気ポイントがそのまま〈知覚〉Perceptionと〈知識〉Lore技能へのボーナスになることで現されます。