《悪夢》

 総本山(http://www.worldofdarkness.com/)更新。訓えその4。

  • 《悪夢》Nightmare
    • ノスフェラトゥは存在そのものが心騒がせられるものだが、《悪夢》の訓えを用いることで、“幽霊”はあたかも物理的な武器であるかのように恐怖を振るうことができる。血族の中には、自分の呪われた状態を楽しむ一方便程度にしか《悪夢》を使わない者もいるが、他者を戦術的に出し抜き、自衛のために敵を怖がらせて追い払ったり、恐怖をぶつけて味方にしたりする用途に使う者もいる。この訓えそのものが、単純な恐怖をもたらすことから、目標を発狂させるに至るまで効果の幅が広く、使用者によって無遠慮なものにも精密なものにもなるのである。
  • 〔不安〕Dread(《悪夢》●●)
    • 外に姿を現すことは、目撃者を恐怖させることができる一方で、弱い者を獲物とするあからさまで無遠慮な手段である。より狡猾で巧妙な手段が、一般的な意味での不安であり、この力を使うことでヴァンパイアはパニックやパラノイアを引き起こすことができる。ヴァンパイアの周囲の人々の心の中には、陰鬱と胸騒ぎと不安が忍び入る。この力の効果を受けた者は、パラノイアと不信感に屈するので、てきめんに能力が落ちてしまう。