文化

 古いやり方が失敗に終わった後、このデュアーディンたちは“神々と王侯”を拒絶して、そのかわりに〈カラドロン規約〉を開発した。これは彼らの文化を規定する一連の規則である。〈カラドロン規約〉は名誉のかわりに利益に焦点をあてているため、〈渾沌の時代〉において〈カラドロンの天空卿〉が、利益につながらないかぎり他の種族を無視することにつながった。〈カラドロンの天空卿〉は他のデュアーディン同様に誓約に価値をおいているが、自分の得になるように内容の穴をつきたがる傾向が強い。
 カラドロンの文化は実力主義である。船や氏族、ギルドにおける地位は技量と業績にもとづいて選ばれる。彼らは家族を大切にするが、世襲制は破滅のもとだと考えている。