ヴァンパイア:ザ・マスカレードの復活

Modiphius社から今年8月に「ヴァンパイア:ザ・マスカレード第五版」が発売されるとの告知がありました。 Vampire: The Masquerade - Modiphius Entertainment システムは大きく変更される模様。そして、気になる歴史展開ですが、どうやら以前の展開をなんら…

主要な出来事(時系列順)

単なる難民の停留場から繁栄する天空港にのしあがった〈カラドロンの天空卿〉は、空に浮かぶ領地を拡大してきた。〈シグマーの時代〉の今、〈カラドロンの天空卿〉はその孤立主義を捨て去って、定命の領域における新勢力としての姿をあらわにしている。 天空…

六大天空港

バラク=ナー:〈初日の出の都〉。先進的な思考と大胆な行動で知られる最大のカラドロン都市。他の種族との貿易を始めた都市であり、光輝灯台をあちこちに建設して交易路を確保した。〈黄金会議〉に最多の議席を有する。 バラク=ジルフィン:〈風吹く都〉。…

組織

〈カラドロンの天空卿〉社会の中には数多くの組織が見られる。 〈黄金会議〉(ゲルドラード):六大天空港とその他の小さな天空港から派遣される議員が構成するカラドロン社会の最高統治機関。 提督会議:それぞれの天空港はこの評議会によって指導され、各…

文化

古いやり方が失敗に終わった後、このデュアーディンたちは“神々と王侯”を拒絶して、そのかわりに〈カラドロン規約〉を開発した。これは彼らの文化を規定する一連の規則である。〈カラドロン規約〉は名誉のかわりに利益に焦点をあてているため、〈渾沌の時代…

略史

渾沌の軍勢の侵略で、デュアーディンの要塞の多くは滅ぼされた。生き残った者たちの一部は、飛空船を使って脱出し、天空に根拠地を築き始めた。そして貿易商、探検家、あるいは空賊になったのである。〈カラドロンの天空卿〉は富をたくわえ、定命の領域のあ…

カラドロン・オーバーロード概略

〈カラドロンの天空卿〉(カラドロン・オーバーロード)は、〈渾沌の時代〉に山岳の住居を捨てて天空に昇ったデュアーディン種族*1のことである。 参考:スタートコレクティング!カラドロン・オーバーロード 参照記事:Kharadron Overlords | Age of Sigmar…

バダブ陥落

〈鋼鉄の円環〉突破(913.M41) 「我が近衛が眠り、我が艦が投錨していようとも、怨敵は大砲が止まぬことを知るのだ」ルフグト・ヒューロン、バダブ総統、909.M41頃 〈忠誠派〉がバダブの最終包囲を決行する用意はととのった。その軍勢は不気味なスター・フ…

バダブ戦争(15)

ソース:http://warhammer40k.wikia.com/wiki/Badab_War 前回:バダブ戦争(14)

バダブ陥落

沈黙の戦い(912.M41) ピレアウス星系への侵攻失敗にまつわる波乱に満ちた出来事と、エグゼキューショナー戦団の動向が不明になったことから、バダブ戦争は予断を許さない新たな時期に入った。〈分離派〉は開戦後最悪の状況にあったが、〈忠誠派〉も直近の…

バダブ戦争(14)

ソース:http://warhammer40k.wikia.com/wiki/Badab_War 前回:バダブ戦争(13)

〈総統〉独り立つ

死に至る命令(911.M41) かつての盟友たちの“背信”を知ったルフグト・ヒューロンは、戦闘区域全体に放送された記録映像の中で、アストラル・クロウ戦団とその臣下はもはや〈帝国〉の一部ではないことを宣言した。それまでは、バダブの〈分離派〉は〈帝国〉…

バダブ戦争(13)

ソース:http://warhammer40k.wikia.com/wiki/Badab_War 前回:バダブ戦争(12)

バダブ戦争(承前)

血の刻事件(911.M41) 〈火の賜物〉率いる艦隊は、〈帝国〉支配宙域の帰路、突如として強力な〈歪み〉の驟雨にさらされ、ちりぢりばらばらになってしまった。この絶体絶命の危機は先任ナビゲーターの卓越した技能で回避され、非物質空間に失われたのはフリ…

バダブ戦争(12)

ソース:http://warhammer40k.wikia.com/wiki/Badab_War 前回:バダブ戦争(11)

シャプリアスの死闘(910.M41)

〈忠誠派〉艦隊がランプタンの不安定な二重太陽系に入ったとき、彼らの怖れていたことがすぐに現実になった。野蛮惑星シャプリアスの軌道上には、回収した廃船と鹵獲した輸送船から寄せ集めて作られた宇宙船から成るごたまぜの大艦隊が遊弋していたのである…

バダブ戦争(承前)

コルキラの虐殺(910.M41) これはバダブ戦争の「失われた物語」であり、真実は今後も決して明らかにはならないだろう。〈帝国〉の記録では〈コルキラの虐殺〉と記されているこの事件は、910.M41に〈帝国〉海軍の巡邏によって見いだされた。密輸商人の拠点の…

バダブ戦争(11)

ソース:http://warhammer40k.wikia.com/wiki/Badab_War 前回:バダブ戦争(10)

〈方舟〉アルタンザール Altansar

アルタンザールは、エルダーの小規模な〈方舟〉である。〈エルダーの失墜〉を生き残ったが〈恐怖の眼〉に囚われ、〈不死鳥の将〉モウガン・ラーだけが逃げのびた。モウガン・ラーの故郷が〈恐怖の眼〉に呑まれてから地球時間で一万年の後、999.M41に〈強奪者…

バダブ戦争(承前)

ゲイレン制圧 910.M41の初頭は、バダブ戦争を恐怖の結末に導く来たるべき嵐の前の最後の静けさであった。〈忠誠派〉陣営の戦団の多くは相当な損害を被っており、今やより暗い噂の多いスペースマリーン戦団に交替しようとしていた。〈渦圏〉はまもなくその長…

バダブ戦争(10)

ソース:http://warhammer40k.wikia.com/wiki/Badab_War 前回:バダブ戦争(9)

バダブ戦争(承前)

ラメンター戦団の破滅(908.M41) 〈異端審問庁特使〉フレインは、ラメンター戦団の移動と配置についての大量のデータを〈忠誠派〉に提供して、そのパターンを分析した。908.M41までに、ラメンター戦団はすでに多大な損耗を被っていたが、未だ侮りがたい戦力…

バダブ戦争(9)

ソース:http://warhammer40k.wikia.com/wiki/Badab_War 前回:バダブ戦争(8)

インペリアルナイト小景

ブロム・グリフィスは〈機械の御座〉*1に深く座った。籠手を肘掛けにどっしりとかける。青銅色の強化単眼鏡が短焦点を結び、周りを取り囲む灯火をくっきりと映し出した。ローブが落ち着くと、宗家の黒龍紋が蒼白い上衣の色を隠し去った。 ゆらめく暗闇の間か…

インペリアルナイト小景

ソース:Codex Imperal Knight 6th edition(2013)pp.6

バダブ戦争(承前)

ミノタウロスの憤怒(907.M41) 悪名高く、艦隊を根拠地とする強力なミノタウロス戦団が、907.M41中頃に完全戦力で〈渦圏〉に到着した。彼らは〈分離派〉が支配する惑星カイロの採鉱施設に全戦団で強襲をかけると、駐留していた46000名の〈総統兵団〉と…

バダブ戦争(8)

ソース:http://warhammer40k.wikia.com/wiki/Badab_War 前回:バダブ戦争(7)

バダブ戦争(承前)

ヒューロンの罪の暴露(907.M41) サーングラード極地要塞攻防戦の最中に捕らえられたアストラル・クロウの施療師が、異端審問庁によって尋問されたことで、衝撃的な事実が明らかになった。この捕虜は実際には起源から何から何までアストラル・クロウではな…

バダブ戦争(7)

ソース:http://warhammer40k.wikia.com/wiki/Badab_War 前回:バダブ戦争(6)

バダブ戦争(承前)

新たなる指導者(906.M41) オーティス戦団長の死によって、戦略上の主導権は一時的に〈分離派〉の手に渡り、〈帝国〉船舶への襲撃が増加した。しばらくの間、〈忠誠派〉は〈渦圏〉で奪いとったごく狭い領域の死守に忙殺された。〈蒼白の星々〉との連絡は途…