肉体的な訓え

 Celerity、Vigor、Resilienceの訓えについて体験版より。

  • 《瞬速》Celerity
    • この訓えはヴァンパイアの速度を超自然的なレベルにまで高める。《瞬速》を発動するには、1点の血潮を消費しなければならない。発動には1回の行動を消費するが、訓えはそのターンの残りの間有効になる*1。《瞬速》が有効な間、ヴァンパイアを攻撃する者は全員、《瞬速》の値に等しいペナルティを被る。このペナルティは〈防御〉などの他の修正に優先し、あらゆる種類の攻撃に対して有効である。また、〈速度〉の値も、この訓えが有効な間、《瞬速》の点数と同じだけ上昇する。なお、《瞬速》はターンの間いつでも、自分の行動手番でないときであっても、発動することができる。イニシアティブを振る前に発動することで、〈イニシアティブ修正〉を上昇させることもできる。また、誰かが自分を攻撃するまで待ってから、攻撃判定を行う直前に発動することもできる。
  • 《剛力》Vigor
    • この訓えはヴァンパイアに超人的な腕力を与える。1点の血潮を消費すること。その場面の残りの間、ヴァンパイアは《剛力》の値を自分の〈筋力〉に加えることができる(血潮で直接に〈筋力〉を増大した効果は1ターンしか持続しないことに注意)。
  • 《頑堅》Resilience
    • この訓えによってヴァンパイアは超自然的なタフさを得る。この訓えを発動するには1点の血潮を消費すること。発動することで、その場面の間、《頑堅》の値を自分の〈体力〉と〈負傷段階〉に加えることができる。この結果、負傷によるペナルティは右にレベル分ずれることになる。また、その場面で最初に受けた再生不能ダメージを、レベルに等しい点数まで致死ダメージにすることができる。場面の終わりに《頑堅》が切れたら、追加の〈体力〉と〈負傷段階〉は失われ、負傷によるペナルティは元の位置に戻る(より重度のペナルティが即座に有効になる)。

*1:その場面の残りの間有効、じゃないのかな…………それだと強すぎるか