老婆の輪

 総本山(http://www.worldofdarkness.com/)更新。盟約その2。

  • 老婆の輪(The Circle of the Crone)
    • “輪”は秘密主義で神秘主義的な血族集団であり、ヴァンパイアの性質について独自の信念を持ち、独自の訓えすら持っている。いわゆる“侍僧”(Acolytes)たちは、ヴァンパイアは世界の自然の一部を構成しており、贖罪に重点を置く他の集団のように罪悪感に満ちた苦悩の中でのたうつのではなく、学び、成長し、そして啓発を見つけ出すことができると信じている。それゆえに、“老婆の輪”のメンバーはしばしば、信心深い血族からは特に、政治的落伍者やヴァンパイア存在の異端者として追放の憂き目にあうのである。“輪”は、創造は力であると信じている。ヴァンパイアは自らの停滞した状態と対決して、自分のできうるかぎるあらゆるものを創造し、発展させることでそれを克服しなければならないと信じている。“侍僧”たちは自らを試すことも重要視している。自分の肉体的、精神的、霊的限界を突破することによって、夜の生き物以上の何かになれると信じているからである。この信念は弾圧をも招きかねない。というのも、彼らの奇妙な試練の儀式は、ある種の血族たちにとっては野蛮で不浄にすら見えるからである。
    • 利益:“老婆の輪”のメンバーは《血呪》(Cruac*1)を学ぶことができる。この訓えは、土俗異教の儀式と典礼にもとづいた血の魔術の一形態である。

*1:ケルトのクロウ・クルーアッハ神の意か?