竜の修道会

総本山(http://www.worldofdarkness.com/)更新。盟約その5。

  • 竜の修道会(Ordo Dracul)
    • “竜の修道会”は、ヴラド・ツェペシュ、すなわちドラキュラそのひとの教えに従っていると主張している。ドラキュラには父はおらず、信仰を悪用した咎によって闇の死(undeath)で神に罰せられたと主張した。いわゆる“竜”(Dragons)たちは、呪われし者の社会にある主要な派閥の中で最も歴史の浅いもののひとつを構成している。彼らの創設者とおぼしき人物は、もう一世紀以上も姿を見せておらず*1、彼の不在が血族の中で“竜の修道会”へのさらなる議論を呼び起こしている。
    • 修道会は、永続するものは何もなく、ヴァンパイアたることですら克服できると教えている。“竜”は、“呪い”の効果を緩和する超自然的な術(path)を数多く開発しており、彼らはそうした術を“竜のとぐろ”(Coils of the Dragon)と呼んでいる。“竜”の儀式を通して血族が“鎮魂歌”から完全に脱したという証拠は何もないが、修道会の信念は今でもあらゆる種類と年齢の血族をその要職へと惹きつけている。全員が歓迎されるのは、ヴァンパイアとしての知識と経験を共有することができるからである。この膨張する知識の蓄積が、“竜”の目標のひとつなのか? 彼らが“呪い”について知れば知るほど、それに対抗しやすくなるのである。
    • 利益:“竜の修道会”のメンバーは、“竜のとぐろ”を学ぶことができる。“竜のとぐろ”は、血族が“呪い”の一部分を克服できるようになる一連の特殊な儀式である。

ヴァンパイア性を克服するといっても、モータルになりたいというよりは、ヴァンパイア特有の弱点を克服して、より高次な存在になりたい、というのがこの盟約の目標のようです。一時的に陽光に耐えられる“とぐろ”があるのなら、「吸血鬼ドラキュラ」のラストシーンも再現できるわけですが……はてさて。

次週はニューオリンズの血族たちを紹介するそうです。

*1:やっぱり、教授たちに倒されて寝てるんでしょうかね?