W:tF ワーウルフの噛みつき

piroki2004-11-25

W:tF公式:http://www.werewolftheforsaken.com/

ワーウルフの噛みつき
追尾と臭いの共有

狼に噛まれることは“最初の変身”の多くの一部だが、ポピュラーな民話の言い分とは違って、その理由ではない。実際、もしワーウルフが噛むたびに別のワーウルフが生まれるのだとすれば、“暗黒の世界”はワーウルフだらけになってしまうだろう! そうではない。噛みつくことは、噛まれて混乱する人間以上に、噛んだワーウルフにとって大きな意味があるのだ。
ワーウルフは新たに変身した者を探して、自分の社会に迎え入れ、わんさといる敵から守ってやろうとする。しかしながら、“変身”自体の発生は、その直前に起こる精霊界の擾乱によってしかはっきりと予告されることはない。熟練したワーウルフならばこうした影響のいくばくかを拾うことができるが、いかなる状況であろうとその渦中にいる人物が、“変身”そのものを経験するまでは、説明に耳をかすことはめったにないし、たいていは遠くに逃げ去ってしまう。
そういうわけで、噛みつきが必要なのだ。最強の捕食者であるワーウルフには、比類のない追跡能力がある。彼らの五感は普通の狼よりもはるかに遠くまで伸ばせるし、彼らが自分の獲物の血を味わったときには特に強力になる。いったん血を味わえば、途方もない距離と踏破不能かと思えるような地形を越えて獲物を追いかけることができる。さらに、ワーウルフのパックの中には、《臭いの共有》/Shared Scentという儀式を使えるところがある。この儀式によって、パックメンバー全員がこうした恩恵にあずかることができるのである。こうして、いったん噛まれれば、新たに変身したばかりのワーウルフは発見され、取り込まれるか、あるいは処分される。

システム:一年以内にその血を味わったことのある獲物を追うワーウルフのプレイヤーは、すべての追跡判定に+4のボーナスを得る。臭いで追跡しているのであれば、適切な判定は〈機知〉+〈生存術〉である。この能力はヴァンパイアを追跡する時には機能しない。なぜなら彼らは自分自身の血というものを持っていないからである。

今回は意訳がひどいです…………。がぶりとやられて狼男に変身、という伝説の真相。
なお、今週の更新は感謝祭のためこれだけだそうです。