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 日本列島。でも中身は中華文化
 約1,500年前、始皇帝の嫡男で史実では悲劇的な最期を遂げた扶蘇蒙恬将軍とともに東海を渡って、当時、徐福が治めていた倭国に到来。徐福から禅譲されて皇帝となり、先住民「倭人」を征服して扶桑王朝を建国した。
 約300年前、帝位を狙った奸臣により不死山(富士山)が噴火。「大殺戒」という全国規模の大災害が発生し、国土は荒れ果て、大陸との連絡は途絶え、王朝は東西に分裂した。
 約20年前、「瑞覇」と名乗る最強の武侠が「天文会」を結成して決起。中原と関東がその支配下に入るが、他の武侠結社らの連合勢力により撃破された。以来、瑞覇は不死山麓で身を癒しているという。

 東朝は帝都・大東京(東京)から関東圏を支配。西朝は古都・飛鳥京(京都)から鈴鹿以西を支配。
 東海道周辺(中原)は両朝の戦乱で無法地帯と化した「扶桑武侠傳」の主舞台。
 北陸は記述なし。
 異民族が混交する東北は東朝を奉じるものの、事実上独立勢力。
 九州・四国は砂漠や密林の広がる秘境。
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 武侠とは、内力(気功術)を操るすべを会得した者のこと。つまり判定でカードが使えるキャラ。たとえどれほど武芸に優れていても、内力を操れない(判定でカードが使えない)キャラは武侠ではない。武侠はきわめて数が少なく、少なくとも十人力以上の実力を持つ。