三つの戦い
リベルテに登場する会戦について覚書。
2年ごとの戦いですな。ということは1ターン2年ということで、第1ターンは1790年にあたりますね。憲法制定議会を経てブルジョワによる91年立憲王政体制ができるまでですな……なるほど、1ターン目に穏健派と王党派が強いわけだ。
第2ターン:ヴァルミーの戦い
1792年9月20日
主戦派ジロンド派政権がオーストリアに宣戦したものの、フランス軍は連戦連敗であった。そんな中、国内深く侵入したブラウンシュヴァイク公率いるオーストリア・プロイセン連合軍7万と、デュムーリエ、ケラーマンの両将軍率いるフランス軍(正規兵と義勇兵の混成部隊)5万は、マルヌ県ヴァルミー村で激突した。
激闘8時間、豪雨の中でついにプロイセン軍は退却。農民・下層市民主体の義勇軍がはじめて列強の正規軍に勝利した歴史的事件となった。プロイセン軍に従軍してこの戦いを目にした文豪ゲーテは「この日この場所から世界史の新しい時代が始まる」と書いた。