映画バトン

 森山さん(id:Moriyama)から廻ってきたので。

所有している映画の本数

 私自身が購入したものとなると、そんなに多くはないですね。30本くらい? 父がLDをたくさん買っているのでそれも含めるとたぶん百本くらいにはなりますが。基本的に、歴史ものと冒険もの、SF作品で占められています。ホラーはたいていレンタルで済ませてしまうのであんまりありません。
 ファンタジーものDVDは実のところ「ロード・オブ・ザ・リング」三部作と「ハイランダー」、「エクスカリバー」、「ドラゴンスレイヤー」英語版、といったくらいですね。

最後に買ったDVD

 映画のDVDだと、コッポラが復活させたアベル・ガンス監督の「ナポレオン」。

最後に見た映画

 最近映画館行ってないんですよね……行けてないというか。最後に観た映画は「ヒトラー最期の十二日間」。

思い入れのある映画5本

 これはめちゃくちゃ難しい質問ですよね。5本にしぼれと言われると正直困りますが……がんばって考えてみます。
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ベン・ハー
 たぶん小学校低学年のころだと思うんですが、テレビでやっていたのを両親と一緒に観たのが最初でした。主人公の母と妹がライ病にかかっていることが判明する場面が、背後のBGMもあいまって凄く怖かったのを鮮烈に覚えています。
 その後、父が買ってきたLDを文字通り擦り切れるまで観ました(母にとって青春の映画だったこともあり……)。個人的にはチャールトン・ヘストンの最高傑作だと確信しています。憎悪に燃える表情がすさまじい。
 RPG趣味的に言えば、ローマ帝国と古代海戦、そして砂漠の民という重要なイメージをこの映画で刷り込まれました。キリストきらきらー演出は今観るとちょっと微笑ましく感じてしまいますが。
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エル・シド
 これまたチャールトン・ヘストン主演で、かつ、父のLDを穴が空くほど観た作品です。西欧中世、騎馬突撃、攻城戦、決闘、悲恋……私がRPGなどで萌え燃えするほぼ全てのイメージがこの映画から来ています。なんつうか、こいつに関しては一晩愛を語り続ける自信がありますマジで。
 でもDVD版はインターミッション部分がまるごと削除されていて噴飯もの!
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サウンド・オブ・ミュージック
 言わずと知れた名作中の名作。これも父のLDを(略 親戚のおばちゃんをして、「家に行くと必ず流れてる」と言わしめた作品。歌を取り戻したトラップ大佐の美声がすばらしい。そして最後の逃避行は、わかっていても何度でもぐっと来てしまうシークエンスです。ひたすら吹き替え版で観ていたせいで、原語だと違和感を感じてしまう数少ない作品。
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マイ・フェア・レディ
 これも(略
 花売り娘から“ハンガリーの王女様”まで演じ分けるオードリー・ヘップバーンも素敵ですが、レックス・ハリスンがすばらしすぎ。特にすったもんだのあげくの最終盤の「ママー!」は爆笑ものです。「ドリトル先生」とあわせて彼を観るための映画でもあります。
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銀河鉄道の夜
 洋画ばっかりもなんなので。猫版銀河鉄道の夜。この映画での細野晴臣の音楽が私にとってイーハトーヴのイメージだったりします。両親や弟たちといっしょに映画館で観たのが最初。南十字星の光芒に圧倒されました。スクリーンでの迫力、というものを初めて実感した作品だったような気がします。
 どの部分をとっても大好きですけど、あえてピックアップするなら印刷所の一連のシーン。電話といい、デスクといい、「よう、虫眼鏡くん!」といい、最高。

バトン回す相手

 まあこれは失礼して、私ですとっぷということで(^^