LotR: The Confrontation Deluxe Edition
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日本語での紹介
Fantasy Flight Games社から2002年に出た傑作2人用ボドゲーの拡大新版が発売されました。
要は指輪物語のキャラクターを使った軍人将棋なんですが、キャラ毎の特殊能力や地形やカードの効果などが非常にうまく原作の雰囲気を出していて、ゲームとしてもおもしろいという原作モノにしては珍しいほど良くできているゲームです。一回10分で終わるのもポイント高し。
今回の新版では、旧版に登場しなかった英雄たちとカードイベントが追加されたのが売りです。旧版では、Good側は旅の仲間の九人(フロド、サム、ピピン、メリー、ガンダルフ、アラゴルン、レゴラス、ギムリ、ボロミア)、Dark側はバルログ、シェロブ、魔王、飛行ナズグル、騎馬ナズグル、ワーグ、オーク、トロル、サルマンがそれぞれ登場していました。
追加されたキャラは、Good改めFellowship側にエルロンド、セオデン王、ファラミア、木の髭、スメアゴル。Dark改めSauron側にウルク=ハイ、水中の監視者*1、蛇の舌、サウロンの口*2、ゴクリ。この他、旧版キャラにもバリアント能力が設定されて、追加キャラとバランスをとれるようになっています。
特殊カードも、旧版では善側が「飛蔭」「白のガンダルフ」、悪側が「パランティア」「モルドールへの帰還」の4種だったところに、善側に「王の帰還」「風早彦グワイヒア」、悪側に「モルドールの闇」「焦茶国のクリバイン」*3の4種が加わっています。
追加キャラとカードを使うと、善悪のバランスがガラリとかわって全く別のゲームになりそうな感じです。いずれにせよ、近いうちに入手してプレイするつもりです。