ストラグル・オブ・エンパイア

 moonさんのレビュー
 マーチン・ワレス謹製の重量級ボドゲー。前から欲しかったのですが、プレイスペース広島に邦訳付きで入荷されたので勇んで購入(゚∀゚)
 18世紀の欧州列強による植民地争奪戦をテーマにしていて、アフリカとかインドとかアメリカに行って原住民を殴り倒した後、権益を容赦なく軍隊で奪い合うというかなりブラックな展開の内容です。ワレスらしくすっきりしたゲーム盤とコンポーネントが印象的。一見ディプロマシー類似品みたいに見えますが、同盟締結や戦闘は競りやダイスで意外にドライに解決されます。
 あんまり徴兵やら濫費やら工業化やらで国民に負担をかけすぎるとゲーム終了時に革命されて敗北というギミックもおもしろげです。4〜5時間は覚悟なゲームだそうですが、いっぺんやってみたいところ。