ドラゴンシェルRPG

 買いました。いきなりユニットチットと戦闘マップが同封されていてびっくりしました。空中戦用なんですね。
 まだざっと見ただけですが、舞台は地球でいえば南米にあたるナーガアロカ地方で、降魔を討った「魔龍」(=闇王様)が無数の「龍核」にくだけちって降り注いだ広大な密林地帯です。この核は寄生生物で、人に龍状の異形を発生させて異能を与えます。また、降魔戦争で戦闘種族となった龍族が半ば追放されて龍王バトゥカとともに生きる世界でもあります。
 凶暴な自然に支配された世界なので、国家というものがない未開社会だったんですが、北方の凍てつくパンナローン地方(=北米に相当。少女女神である氷王ミュラキが支配)を脱出してきた白人たちの流入と、彼らがもたらしたマキロニー人がもたらした体系魔術によって生み出された龍殻兵器と呼ばれる巨大空戦機の出現が世界を大きく変えました。国々が現れ、乱世が始まったのです。そして、PCは龍核で異能を得た者として戦乱と大自然の中を旅し戦うことになるわけです。
 あと、巻末の地図を見るとパンナローンの東がすぐにマキロニーになっていますね。
 今どきのRPGっぽくなく、どういうシナリオを作ればいいのかはまるっきり書いてないあたりは古風なんですが、やはりブルフォレに耽溺した過去を持つ身としては、エルスフィアの雰囲気は永い時間をおいた今でもどこかしっくりなじみます(^^
 いかがですか>まりおんさん(id:mallion)w

 むは、マキロニーとパンナローンを混同していました。龍殻兵器につながる錬金術をもたらしたのは、アート・アルケミーなマキロニー人ですね。