グローリー

piroki2006-10-17

 両親が奈良観光に出かけたので留守番がてらレンタルして観賞していました。
 実在した北軍初の黒人連隊「マサチューセッツ第54連隊」のショー大佐と黒人兵たちの物語(1989年公開)。

南北戦争が勃発し、北軍将校ロバート・グールド・ショー大佐(マシュー・ブロデリック)は黒人志願兵によって結成された第54連隊を指揮することになった。若輩のショーは、トリップ(デンゼル・ワシントン)やジョン(モーガン・フリーマン)など奴隷解放を願う黒人たちの士気に支えられ、やがて54連隊は1863年7月18日のフォート・ワグナーの戦いに臨んで行く……。

 モーガン・フリーマンデンゼル・ワシントン*1の共演という豪華面子で送る、日本で観られる貴重な南北戦争映画です。特にのっけからアンティータムの戦い、最後がチャールストン・第三次ワグナー要塞攻略戦というのが燃えますね。人死に過ぎですけど(;´Д`)
 映像で観てもやっぱりこの戦争には参戦したくないですな……近距離で横隊射撃の応酬なんて恐ろしくてやってられませんよ。いくら訓練されている&正規兵としての誇りがあるといっても、あの砲撃と銃撃の中で逃げ出さずにいられるのはスゲェー。
 大佐と黒人たちとの交流*2と容赦ない戦闘描写のメリハリもなかなかよくて、音楽も素敵なのでこの時代に興味が少しでもあればオススメの映画です。ただ女っけはまるっっっきりありませんがw

*1:珍しく汚れ役。

*2:ちょっと薄味かもしれませんが。