War of the Ring対戦3回目

今回は私が自由の民陣営。
開幕、双方ともに徴兵カードが来なかったため、軍事上はいささかスロースタート気味でした。

第3ターン


裂け谷→ブルイネンの渡し→柊郷とたどってきた旅の仲間が、進行カウンター2の状態で発見されました。アイゼンガルド方面に向かうと遠回りになってしまうので、あえてモリアを突破しておぼろ谷に出ます。敵城塞を通過したのでタイルを1枚多く引かねばならず、誘惑ポイントを抑えるのと、後々再登場させるための両方のためにガンダルフがモリア坑道で戦死。はからずも史実通りになりました(゚∀゚)
今回は冥王側が北方重視の作戦をとり、すでにトロル森やアングマールのあたりに闇の軍勢が跋扈しはじめています……。これに対して、旅の仲間からギムリピピンが離脱。ギムリはエレボール方面に向かい、ピピンはブリー郷に向かいます。

南方では、ウンバールの海賊艦隊に乗ってラメドンに上陸した南方人の軍勢が、大公出馬が間に合わないドル・アムロスを包囲。また、ローハンが蛇の舌殿の甘言のため身動きがとれない中、アイゼンガルドでは着々と攻撃軍が編成されています。
同時期、「Power Too Great」イベントによってロリアン、裂け谷、森の王国、灰色港を不可侵状態にしてから、満を持してエルフが参戦!

第4ターン


白のガンダルフ登場がファンゴルンに復活。蛇の舌を排除しに向かう予定。
ミナス・ティリスでは戦況を悲観したデネソール候が軍の足を引っ張り始めました。
北方では、ピピンが「事故だ!火事だ!敵だ!」イベントを起こして、北方人を即時参戦へと導きます。以後、エリアドールの軍勢は彼が率いていきます。

第5ターン


アイゼンガルド軍はアイゼン川からローハン軍をヘルム峡谷に追い込みましたが、このとき運良く廻ってきたエントカードによって、オルサンクにいたサルマンが除去されてしまいました(;´∀`) やっぱりがら空き状態はまずかったですな。主君をなくしたウルクハイたちですが、この後も果敢にローハンに攻め込みます。
旅の仲間はロリアンに入って休むつもりでしたが、ここでも発見されてしまい、やむなくパルス・ケレブラントに抜けます。このとき手元に「ガラドリエルの鏡」カードがあったので惜しいことをしました……。

ゴンドール戦線では、ペラルギアに灰色港のキアダンから差し向けられたエルフ艦隊が到着。しかし残念ながら、ドル・アムロスは救援が間に合わず炎上。このころ未だモルドール軍動かず……。

第6ターン


ローハンでヘルム峡谷が陥落したころ、アンドゥインを渡ったあたりで旅の仲間から離脱した馳夫とボロミアは、共にエクセリオンの塔に到着。モルドールで増大する脅威を待ち受けます。馳夫は晴れて戴冠。エレスサール王となります。これで自由の民側はアクションダイスがフルになりました。

北方では、復活したアングマールの魔王が霧ふり山脈西に現れた軍勢を率いて、裂け谷に迫っています。また、谷間の国には東夷の軍勢が押し寄せてきていますが、すでに参戦している北方人と森のエルフたちが徴兵を進めて対抗しようとしています。

第7ターン


裂け谷の戦い開始。ピピンがブリー郷の男たちと北方の野伏たちを糾合して救援に向かっていますが、魔王率いる大軍の前にエルフの寡兵でどれだけ対抗できるか微妙な情勢。戦闘カードとダイス目の勝負。また、モリアでは援軍を迎撃するため、トロルやオークが量産され始めています。
南方情勢はあまり動かず……。

第8ターン


ターン冒頭に裂け谷陥落。エルロンドは戦死を遂げました。しかし激闘のためアングマール軍もかなり減っていたので、怒りに燃えるエリアドールの義勇軍はイムラドリス奪回に動きます。これに対して魔王はモリアの鬼たちを召集。霧ふり山脈西麓で機動戦です。
旅の仲間(フロサム、レゴラス、メリー)は死者の沼地を無事抜けて、北イシリアンに到達。モルドールまであと少しです……。しかし、ここで「悪天候」イベントが発生! おもわぬ足止めをくってしまいます。次ターン頭にモルドールに入りたいのでやむなく強行軍を決行した結果、ミナス・モルグルで所在がばれてしまい、レゴラスとメリーをイベントによって失う結果に(´Д⊂。

第9ターン


ゴクリを先導者にモルドール国内の旅開始。冥王軍は軍事攻略が遅れているため、フロドの堕落に勝利をかけはじめます。早速「モルグルの傷」が痛んで誘惑ポイントアップ。しかし追跡タイルの引きがよく、停滞せずに旅は進んでいきます。

一方、中つ国の戦況。エドラスが陥落。白のガンダルフは二度目の死を迎えますが、今度はロリアンに復活します。冥王の勝利ポイントはここまでで7点。
裂け谷はモリアからの増援が間に合ったため、ピピン率いるエリアドール軍は手薄なオルサンクをうかがいます。また、遅まきながらキアダン本陣も灰色港から出撃……。
ゴンドールでは、オスギリアスにエレスサール王が出陣。ミナス・モルグルからの大軍に対して一歩も引かずに戦います。結局、ゲーム終了までミナス・ティリスがおびやかされることはありませんでした。
北方も、森の王国からスランドゥイル王が谷間の国救援に駆けつけ、膠着。冥王軍事勝利が相当に難しい情勢になっていたので(ただし自由の民軍事勝利もほぼムリ)、あとは指輪の運命のみが勝敗を決することになったのですが……。

第10ターン


アクションダイスを振った結果、なんと追跡ダイスの数が6個に。これでもしモルドールの旅で「サウロンの目」タイルを運悪く引いてしまうと、6ポイントものダメージを受けて、ゴクリがいようとも指輪所持者は頓死です。
……が、勝負をあせった私は、もう1ターン待てばよかったのにモルドールの旅を強行。果たして「目」を引いてしまい、サドンデス敗北となってしまいました(号泣 なんたること。フロドとサムは滅びの山直前で、あわれ冥王の目に見つかってしまったのでした。

終局図。
今回の反省点としては、自由の民は、まず何よりもモルドール挑戦を急ぎすぎて墓穴を掘ったのがあまりにもアホすぎました。ベレガイアの底よりも深く反省ですorz
軍事面では、ローハンをやすやすと敵に奪われてしまったことが悔やまれます。エルフ参戦にこだわった結果、最前線であるローハンが手薄になってしまったからです。北方は谷間の国で一戦してエレボールにこもる、くらいの気持ちでもっと目を南方に向けたほうが、敵城塞奪取の目も見えたのかもしれません。
良かった点としては、やはりガンダルフアラゴルンの昇格が早期にうまく行ったため、サルマン頓死の僥倖にも恵まれて、冥王とほぼ互角の行動回数を確保できたことです(゚∀゚) 一貫して守勢なので、手数が増えればそれだけ格段に有利になりますね。
冥王側は、ともかくもサルマン頓死が痛かった。オルサンクには兵を常駐させないと危なすぎます。また、戦局全体で、特に南方への軍事的圧力が非常に弱かったので、北方で自由の民が結集する余裕を与えてしまいました。たぶん谷間の国・エレボール・森の王国の方面は、もっと積極的に攻めたほうがよかったと思われます。結果、軍事勝利するだけのポイントがかせげず、私のポカで指輪勝利が転がり込んでこなければ、まちがいなく指輪を捨てられて滅ぼされていたことでしょう。

ともあれ、今回はエルフが参戦し、リンドン艦隊のゴンドール救援や、裂け谷をめぐる攻防戦、森エルフの谷間の国救援など、エルフの見せ場が多かったので、所期の目的は達成したかな、と自己満足しております……。あと、エルロンドが倒れた後も、モリアと魔王の軍勢とはりあったピピン将軍は終盤輝いていました。