Der Hexer von Salem

 時に20世紀初頭のアメリカ。それは暗闇に満ちた世界よりやってくる年古りたもの……「旧支配者」……異次元のおそるべき魔神。かつてそれらは強大な神々によって封印された。だが今、そのうちの一体が新たな力を集めることに成功した。自身はいまだ魔法の牢獄である海底深き水中都市ルルイエのピラミッドに座している。邪神の数多い下僕らは、主が私たちの世界に入る戸口をつくるために、アーカムの町のいろいろな場所に魔法の門をすでに開いてしまった。そのため、セイレムの強大な魔術師ロバート・クレイブンは、勇敢な隠秘学の学徒たちの一団に、邪神との戦いへの助力を要請した。
 まずプレイヤーは、開いた門とそれを封じるための魔法の道具がどこにあるかをつきとめなければならない。だが同時に、新しい門が開いてしまわないように注意しなければならない。さらに、プレイヤーは自分が阻止すべきルルイエの旧支配者がどれなのかもまだ知らない。太古の魔書「ネクロノミコン」が役立つだろう!
 ヒーローたちの前に始まる危険な冒険では、狂気の瀬戸際にまで追い詰められることになるだろう。ロバート・クレイブンの宿敵である妖術師ネクロンがあやつる恐怖の怪物たちも、旧支配者のおそるべき影とともに敵となる。果たしてヒーローたちがけりをつけるのか、それとも地底の悪魔がついに登り来たるのか?

 R&R今号でヤスキン御大が紹介していた、カタンで有名な独KOSMOS社が発売したアーカムホラー似のボドゲー。独アマゾンで注文してみました。
 題名は「セイレムの魔術師たち」という意味ですが、セイレムからやってきた魔女の皆さんがニョグタを呼び出したり人面ネズミを使って心臓をかじったりするわけではなく、そういう名前のクトゥルフ小説シリーズがドイツにあるんだそうです。んで、くだんのセイレムの魔術師ロバート・クレイブン氏はいわゆるタイタス・クロウ先生のような邪神ハンター。このボードゲームでは、クレイブン氏を助けてアーカムに迫る旧支配者の復活を阻止するということになります。
 ただ、公式に英語ルールがないので、つたないドイツ語知識とBGGに挙がっている英抄訳を使って解読中・・・・・・。アーカムホラー新版よりはさっくり終わるそうです。
 以下はこのゲームで登場する旧支配者な皆さん・・・

 なんかクトゥルフ御大以外はやたらバッタモンくさいですね・・・ついでに言うと、みんなルルイエの水牢で眠っているそうです。何か*1とまちがえてるんじゃないですかロバートさん??

*1:ユトグタとかそのあたり