チグリス・ユーフラテス対戦初回

 先日購入したドイツボードゲームの古典的名作「チグリス・ユーフラテス」を2人にて初対戦。いろいろバージョンがあるらしいですが、今回はMayfair Games社の新英語版にて。加えて、BGGで投稿されていた2人用ルール変更(財宝・タイル数削減)も採用しました。この結果、ボード中央に活動が集中してタイトなゲームになったようです。

 結果は、私12点、弟13点にて私の負け。途中で定期的に得点を産するモニュメントを一時的にせよ三つも独占されたのが効きました。
 敗北しましたが、たいへんエキサイティングで楽しめました。特に、簡潔なルールながら、プレイヤーたちが得点を取ろうとすれば、特に歴史再現用の特殊ルールなどないのに、自然とボード上で国々の興亡が繰り返される進行には感心しました*1クニツィア氏デザインのゲームは結構無味乾燥なのが多いんですが、これはそれがよい方向にはたらいていると思います。
 プレイ時間も約1時間と短くすんだので、ぜひ再戦したいところ。
(追記)プレイリポート:http://www.boardgamegeek.com/thread/397273[English]

*1:あちこちに小国が成立→戦争が起きて大国が成立→建立されたモニュメントをめぐって戦争と内戦が繰り返され、大国が分断される→分断されてできた小国どうしでまた統合していく→終局図