略史

 渾沌の軍勢の侵略で、デュアーディンの要塞の多くは滅ぼされた。生き残った者たちの一部は、飛空船を使って脱出し、天空に根拠地を築き始めた。そして貿易商、探検家、あるいは空賊になったのである。〈カラドロンの天空卿〉は富をたくわえ、定命の領域のあちこちに天空港を建設した。
 〈シグマーの時代〉の始まりとともに、〈カラドロンの天空卿〉はストームキャスト・エターナルに遭遇した。これを好機と見た〈カラドロンの天空卿〉は、渾沌の軍勢への反撃を開始したのである。