アクション:ムーブと連続技(PHB134)

 物理アクションは、複数のムーブのまとまり(連続技)で構成される。連続技はまとめて1回の判定で解決する。
 ひとつの連続技中に含むことのできるムーブの数は、その判定に使う相の値に等しい。
 連続技の判定に用いる技能は、含まれるムーブを統べる各技能の中で最もランクの低いもの。
 判定で得た成功は、連続技に含まれるムーブに左から(前から)順番に配分する。成功が途中で尽きてしまったら、閾値まで成功を配分されなかったムーブは失敗となる。特にGMから指定がなければ、各ムーブの閾値は1(成功をひとつ配分すれば成功)。
 *戦法の連続技:戦法で定められた連続技は、含まれるムーブがすべて成功すると、「報酬」(payoff)と呼ばれる特別な効果をもたらす。
 *連撃・連射:同一連続技中で同一の攻撃ムーブを複数回行う場合、それぞれの間に、使用武器の「必要準備数」に等しい数の[準備]ムーブを入れなければならない。
 *集団攻撃:複数の対象に対して行う攻撃ムーブでは、攻撃側の判定に対して、犠牲者が個々に判定を行って結果を出す(複数で対抗する対決判定の例外)。
 *移動:【移動力】=種族の速度×種族の歩調(人間なら20×1フィート)。