リスクを冒す

 失敗の危険がともなう行為の際に行う行為判定をリスク(Risk)と呼ぶ。リスクは3段階の難度のいずれかに区別される:かんたん(Easy)、ふつう(Moderate)、むずかしい(Hard)

  • 運試し(Testing Fate
    • 運試し=ダイス判定のこと。
    • 行為に応じた特性1つのボーナスに等しいd6を振り、偶数の目の数を数える。リスクの難度ごとに定められた個数以上の偶数が出れば成功。そうでなければ失敗。
    • やさしい:偶数が1個以上出れば成功。
    • ふつう:偶数が2個以上出れば成功。
    • むずかしい:偶数が3個以上出れば成功。
  • アドバンテージ・ダイス(Advantage Dice):GMは、よいロールプレイや作戦、アイデアで状況が良くなったとして、運試しで振れるダイスを1個以上増やすことができる。
  • けが(Scars)
    • 非常に危険な行為に失敗した場合、運試しで出た一番低い奇数の目が、負ったけがの個数になる。けがはそれぞれいずれかの特性につける。分散させてもよいし、まとめてひとつの特性につけてもよい。
    • ある特性についたけがが3個に達するたびに、その特性の等級が1段階低下する。
    • すでに「ふつう」等級の特性がけがを3個受けた場合、等級は「いたい」(Hurt)に落ちる。「いたい」のボーナスは「2」。
    • すでに「いたい」等級の特性が、さらにけがを3個受けた場合、等級は「ふかで」(Crippled)に落ちる。「ふかで」の特性を使ってリスクを行うことはできない。
  • 治癒*1
    • [保留]

*1:原文ではこの節はWoundという今まで未出の語が出てきており、けがのルールとあわせて読んでも意味が通らないので保留。