ヴェントルー

ツィミーシィもあんまり新規変更点ないですね。東方戦線はよりヤバげな状況に陥ってはいますが。

で、ヴェントルーです。

「ついに我らの時が来た!」という感じです。

あだ名まで変わっています(Patrician→Warlord)。

ローマ崩壊後、「長き夜」の間は緊張をはらみながらも比較的平穏な時期だったせいか、ヴェントルーの中には商人とか僧侶とかの闇の生を選ぶ者も出てきていました。

しかし公子戦争の勃発が、再びヴェントルーを戦王としての闇の生に引き戻しつつあります。太古より、カイン人の長兄として指導者としての役割を自任してきたヴェントルー氏族は、きたるべき最終決戦が間近に迫ったと感じ、多くの者が騎士として戦場へと打って出ました。

現代だと陰謀家の自信屋というイメージがあるヴェントルーですが、公子戦争の時代の彼らは、生粋のエリート戦士かつ将軍たちです。全ヨーロッパに氏族の威令をとどろかせ、異教徒たちと対決し、黙示録の戦いに備えなければならないのです!

こうした“戦王”たちを率いるのが、二人のメトセラ、アヴァロン連合のミトラスと黒十字領のハルデシュタットです。聖地と東欧をはじめ、戦乱渦巻くイベリアや南仏でも、ヴェントルー騎士たちの姿を見ることができます。

しかしその一方で、市井で豪商や有力ギルドの黒幕として権力を得た者たちが衰えたわけではありません。彼らは彼らでヴェントルーの新世代の一角としてあなどれない力を持っています。