HQ覚書
ナレーターの章
代用修正について:
-5:能力名に近い用法。〈剣の戦闘〉で他の鋭器を使って戦う。
-10:能力名に直接関係ない用法。〈剣の戦闘〉で持久力の対決を行う。
-20:能力名とはかなり異なる用法。〈馬に乗る〉で波乗りをする。
言語について:
能力として取得している言語は、少なくとも意思疎通に問題ない程度に話せる。
異なる言語圏のキャラを同居させる場合は、〈交易語を話す〉6を与える手もある。
集団作業について:
大規模戦闘や操船など、多人数の作業を対決で解決する場合の手順:
- 構成員の該当能力(〈シールドウォール戦闘〉など)の平均を決める。これが対決に使う能力値となる。
- 「共同体支援表」(p.88-91、p.271)を使って、人数と態度によるプラス修正を出す。
- リーダーの指揮能力(〈軍隊を指揮する〉〈氏族の長〉など)を能力増強に用いる。
- 抵抗値に対して対決を行って結果を出す。
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冬が近づいてきたため、村では雨によってだめになるまえに作物を収穫することになった。村長も含めたほぼ全員が収穫の手伝いに出る。作業者のうち75人は農夫であり、〈収穫する〉17を持っている。ナレーターは、農夫でない者のうち45人は〈収穫する〉13を、5人のエスラ信者は神力《大麦》1Wを持っているものとした。このため、能力の平均値は16となる。
さいわいにも、この村ではバーンターの帰依者を収穫のリーダーにすることができる。125人が畑で手伝って+13のプラス修正を与えるので、〈収穫する〉能力値は9Wとなる。帰依者の《農業》10Wと村落の守護霊の〈疲れることなく働く〉6Wは、それぞれ+3ずつの増強をもたらすので、能力値総計は15Wまで上がる。
冬は厳しく、突然やってくる。ナレーターは今年の冬の雨による“攻撃”は、12Wの能力値を持つことにした。氏族の〈収穫する〉と嵐の暴力との間の対決によって、氏族がこの年どれだけ食料を得られるかが決まる。
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