Glorantha

The Look of Gloranthan Cultures

http://moondesignpublications.com/blog/jeff/look-gloranthan-cultures-part-3 グローランサの主要文化をイラストレイターさんたちに簡単に説明した文章が公開されています。けっこうイメージしにくいグローランサ諸文化の姿がこれでばっちり……かどうかは…

HeroQuest2翻訳再開

はっきりいって忙しい四月期ですけど、しばらくおざなりになっていたHeroQuest2のルール翻訳を再開。

Sartar Companion到着

印刷版のほう。PDFのほうはDriveThruRPGに載ってくるまで待ちの構えで。 追加カルト・ライトアップが一番うれしいですね。アーガン・アーガー、バービスター・ゴア、ユールマル、ヘラー、コーラート、オデイラと、サーター人社会の辺縁で別の魔術文化圏と接…

アローン連合の小部族(2)

Zin Lettersではバハッド族が中心に記述されています。以下は冒頭概要部分の訳出。 バハッド族 - 屈すれども折れず - バハッド族は、ターシュ諸氏族がファー・プレイスに定住した1492年に、バハッド、金がちょう、スワイジェルの三氏族によって創設された。…

アローン連合の小部族(1)

Zin Letters #3で特集されている東部ファーポイントについて覚書。 1611年にファーポイント地方を揺るがした「正しき風の反乱」は、アルダチュール市のルナー属領地軍と協力したヴァンタロス族の“鉄拳”ハーヴァーによって粉砕されました。戦後処理によって父…

サーンゴース(Cerngoth)

ちょっと思い立ってあちこちの資料から情報を集めています。以下覚書。 パマールテラ大陸の北西部沿岸にあるマルキオン教徒の国がサーンゴースです。西のエンクロッソ大密林と嵐の蛮族が住むウーマセラの針葉樹地帯、東の奴隷制で知られるフォンリット半島、…

サーター・関東地図対照

もうひとつ。 ボールドホームは新宿。ジョンスタウンは川越のあたり? ウィルムズカークは箱根、ホワイトウォールが伊豆下田ですね。冬の峰は諏訪。ターシュは越中能登周辺。

サーター・近畿地図対照

やっつけでこっちも。 ボールドホームを京都市に据えてみました。そうすると、ジョンスタウンは丹波の山中、ウィルムズカークが関空のあたり、スウェンズタウンが四日市、ホワイトウォールは和歌山の先、冬の峰は鳥取のあたり。 徒歩の旅だと結構遠い感じで…

ジェナーテラ・ヨーロッパ地図対照

定期的に出てくる話題のような気もしますが、「Zin Letters」や「Sartar」を読んでいて、やっぱり距離というか広さ感覚がよくわからんところがあるので、Moon Design社公式見解をもとにグーグルマップに助けてもらってちょっとヨーロッパとの対照マップを作…

The Zin Letters #4 available now!

同人誌「The Zin Letters」(ジンの手紙)の第四号が出たそうです。Tradetalkのホームページ上のフォームに入力するか、editor@tradetalk.de]に連絡すれば、Paypal等経由で入手できます。早速一部注文しておきました。 前回#3にはスネークパイプ盆地&アル…

世界観の伝達

Epiktさんの記事を読んでちょっと先日のHQ2セッションで、グローランサ初心者の若手くんに、どういうふうに伝えたっけなということを思い返してみました。 グローランサは、グレッグ・スタフォード氏が発表した基本情報*1に、ファンダムからの妄想、深読み、…

Blood Over Gold in HQ2計画(2)

HQ2は簡素なのが売りなところがあるので、HQ1のような精密なものを目指そうとするわけにもいかず、むつかしい……。 魔術体系の指針 とりあえずおおざっぱに決めてみた。 魔道についてはHQ2に牧師の扱いについての記述がとぼしいので、HQ1のルールを流用します…

Blood Over Gold in HQ2計画(1)

神教、呪術、魔道が混在しているこの地域の魔術をHQ2式に記述してみたいところ。とりあえず自分なりにまとめていきます。 ウェネリア地方の概略 西のラリオスから東のケタエラをつなぐ陸の通廊地帯がウェネリア地方です。 北には通行不能なミスラリ山脈が東…

他のカルトの魔術……

旧版記述の個別ルーンをルーン属性を用いて行える魔術の分野、神技リストを魔術の使用例として列挙すれば、他のカルトのルーン魔術についてもガイドができそうな気がするので、手空きのときにやってみたいところ。 追記 神性ルーン属性の所で誤記があったの…

サマリー等更新

http://bit.ly/bwdGCa サマリー1.3版up。サーター人作成法と合併させました(HQ2_sum_v1_3_3_1.pdf)。 あと、id:alley-catさんの投稿コメントをもとに各カルトの魔術についてのガイドを作ってみました(Sartar_Magic_1_0.pdf)。

西方のモチーフ

Nick Brooke氏の昔の記事からの覚書。中世盛期以降の風俗じゃやだやだという向きへの、西方諸国モチーフ案。 セイフェルスター:古典期ギリシャ都市国家群(ジスイズスパーター!) セシュネラ:カロリング朝フランク王国(ヴィンランド・サガですな) ロス…

グローランサの信憑性判定

HQ2では、プレイヤーが宣言描写した行為が、そのゲームの世界設定やジャンル的にアリなのかナシなのか判断することを信憑性判定(Credibility test)と呼んでいます。グローランサだと当然、魔術の効果が一番問題になります。 HQ2本体やSartarの魔術の項目を…

サーター人のつくりかた

http://bit.ly/bwdGCa サーター人のキャラメイク・サマリーをアップしました。先回のプレイに使ったものを大幅に増補改訂しました。「Sartar」のカルトライトアップはまだ斜め読み程度なので、間違っているところも多いかも……。 「おまえはうんぬん」の文章…

Blood Over Gold in HQ2の指針

夢がひろがりまくるHQ屈指のサプリ「Blood Over Gold」をHQ2対応にするには何に気をつければいいか、というトピック。私もたいへん関心のあるところ。 http://bit.ly/caoccB

オーランス人の作成手順

前回のセッションで使った作成ハンドアウトが、やっつけ仕事のせいで混乱気味だったので、もう一度整理しています。 キャラクターのコンセプトを決める:「代表的な形容詞+職業キーワード」の書式が推奨。例:後悔しがちな暗殺者 文化キーワードを決める:…

Sartar本到着

意外に早く届いたなー。こうして紙媒体を手にしてみると、いやはやどっしりとした大部です。

実際に回してみて

楽。圧倒的にマスタリング(ナレータリング?)が楽でした。何より、プレイ中にデータを参照する必要がまったくないのが私には大きい。今ではもうNPCひとりひとりに数字がいくつも並んでいると目が回ってしまうんですよね。RQよくやっていたな俺。とにかくも…

セッションレポ:ヒーロークエスト「灌木の子と大地の甥」

時は海の季。雪解け水とともに農作業が忙しい時期になったカロサリ氏族(ケルドン部族の一)*1が舞台。氏族で有望な若衆であるPCは、畑作に出たり、森で獣をとったり、ルナーの徴税官を弁舌でしりぞけたりと忙しい。 ある雨の日、祖霊とヘラー神のお告げのと…

ひさびさのセッション日

京都から帰還しました。昨日は昼に私がマスターでHQ2、夜はWローズを複数人ソロプレイという、なかなか豪華(?)な二本立てになりました。 PC HQ2のシナリオはHQ1の付属シナリオのひとつ「Heavy Earth」。ヒーロークエストをお題にしたシンプルなシナリオで…

アビリティ・フリー

前の記事でもちょっと触れましたが、HQ2では、ソースブック等で能力例をずらりと羅列していたHQ1やHWとがらっと方向性を変えて、具体的な能力例はグローランサ本(今んとこSartarのみですが)を見渡してみても、ほとんどありません。RQ時代の本のように背景…

シナリオ準備

昭和の日に集まってHeroQuest2をプレイすることになりました。ナレーターは言い出しっぺということで私。 それっぽいシナリオを作るのはなかなかたいへんなので、HQ1の付属シナリオのどれかを使ってやってみようかと思っています。そういうわけでHQ2ルールに…

魔道

HQ2からは、サーターのカルトでもちょくちょく呪文が確実な効果を生み出す道具として用いられるとのことです。神様の気まぐれだけでは日常はまわっていかないということなんですかね。

精霊魔術

サーター固有の文化だとコーラート信者くらいしかいない呪術者ですけど、やっぱりこの魔術体系が描写するアニミズムあふれる原始社会がグローランサの魅力の大きな一端を担っているわけですよね。

神性魔術

あれ、またDivine MagicとSpirit Magicに術語が戻っていますね。でも魔道はWizardryなんだよなあ。

グローランサの魔術(1)

コアルルブの中では、当然ながらグローランサ独自ルールは魔術に集中しています。以前の版にくらべるとずいぶん簡略化されたなあという印象ですね。 以降本文のざっと訳。