《支配》

 総本山(http://www.worldofdarkness.com/)更新。訓えその5。
 加えてジョッシュの絵公開。

  • 《支配》Dominate
    • ヴェントルーの力である《支配》によって、“君主”は自分の意志の力で他者の精神を圧倒し、行動や思考に至るまで影響を与えることができる。一瞥しただけで、何十年分の記憶を抹消したり、敵意を燃やすライバルを間抜けに笑うしもべにしてしまったというのは、血族の宮廷で語られる伝説である。《支配》は、人間に対して特に有用であるが、それは彼らが精神的隷属に対して抵抗力の少ないからである。しかし血族に対しても同様に有効でありうる。長老であっても、この訓えに熟練した幼童の力に屈することはある。とはいえ、《支配》は犠牲者と視線を合わせなければならないため、一度にひとりの対象にしか使うことはできない。
  • 〔暗示〕Mesmerize(《支配》●●)
    • ヴァンパイアの持つ催眠術の凝視という数多くの伝説の起源である〔暗示〕によって、血族は偽りの思考や暗示を対象の無意識に植え付けることができる。この力は視線を合わせるだけではなく、強い精神集中と正しい発語が必要になる。血族は植え付けた思考や指示を即座に発動することもできるし……「歩いていって扉を開けろ」……、後々にその暗示を発動させるきっかけを設定することもできる……「下襟に赤い薔薇をつけた青いスーツの男を見たら、飲み物をそいつに引っかけろ」。

 《支配》はBPの多少にかかわらずはたらくので、長老たちもウカウカしていられないようです。
 来週は盟約についての紹介だそうです。