五柱連盟の起源

 セシュネラはかつて文明世界の大半を支配した古い国である。大閉鎖中にセシュネラは滅ぼされ、そのほとんどが海に没してしまった。現在、ノロス、パソス、パイスダロスが群島、沿岸部、そしてこの国の海運力を統べている。セシュネラ内陸部の王と教皇は古セシュネラの栄光、すなわち「唯一の神、唯一の王」を復活させようとしている。この二者はセシュネラ全土を支配しようとしているが、ドーマルの到来によってノロスとパソスは海と、海がもたらす富と力を手に入れることができるようになった。王の専制支配に抵抗し、故郷の人々の前に異なる未来をもたらすため、これらの諸国は五柱連盟を結成したのである。