日本人

 なぜか恒星間戦争期には重要人物として日本人が登場します。五大国にも入ってるし、この優遇ぶりはなんなのだろう……。

サダオ・カンザキ

 国連組織に大改革*1をもたらしたニューヨーク条約発効後の2026年に就任した、改革後初代にして最初の主要国出身の国連事務総長。詳しい業績は不明……。

ユキオ・ハセガワ(2056年〜2142年)

 日本人資本家。「日本で最も保守的な系列企業」(どこだ?)のCEOに登り詰めた立志伝中の人物で、世界でもいち早く恒星間通商とヴィラニ帝国との貿易の重要性に着目しました。彼が独自に設立した軌道上産業を扱う子会社はやがてグループ最大の企業に成長。その経済力を背景に日本政府の宇宙開発を強力に推進しました。
 2123年には非営利団体自由貿易財団」を創立。恒星間事業に挑戦するベンチャー企業の大々的な資金援助を開始します。たとえ政府と利害が衝突しようとも彼の恒星間貿易への全面的支援が止まることはありませんでした。
 後年、ヴィラニ人がテラン人の商品を比較的あっさり受け入れたのも、彼の先駆的事業があったからこそだと言われています。
 つまり「トラベラー」で一貫して主役となってきた「自由貿易商人」の生みの親。

*1:総会の変容と安全保障理事会の廃止、諮問理事会の創設、事務局の権限拡大、独自軍事力の整備など。