あかまなこ

赫眼 (光文社文庫)

赫眼 (光文社文庫)

 「禍家」が結構いけたので、続いて最新作の怪奇短編集を買ってみました。このひとは怪異が迫ってくるときの表現がうまいと思う。表題作も短いドラキュラ翻案もので楽しかったのですが、京都の小路と町家を舞台にした「後ろ小路の町家」が、黄昏時と粘着質な妖物の組み合わせで私的にヒットでした。
 ほかの作品も買ってみるつもりです。