フィレンツェ観光二日目

piroki2005-08-20

 朝6:30に起床。この日は一日自由行動なるも、午後からピサ観光オプショナルツアーの予定。
 朝食後、フロントでバス券を一枚ずつ買った上で、ミケランジェロ広場に向けて徒歩で出発(ホテルはアルノ川に面した旧市街の東端)。

ミケランジェロ広場

 十五分ほどアルノ川沿いを歩いて坂道を登って広場到達。まだ観光客も少なく絶景を堪能できました(少数いた人はみんな日本人……^^;、あと屋台が準備中で水買えない)。
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 二十分ほどミケランジェロ広場にいた後、8:30の13番市バスで南回りに駅前へ。丘を縫う住宅街のコース。次のバス停がどこなのか案内板も案内放送も何もないため、他のイタリア人さんたちが下りるたびにバス停の表示を首を伸ばして凝視する羽目に。まあ何とかなりましたが。

サンタ・マリア・ノヴェッラ駅/広場

 駅でトイレに行くも、今度は自動改札式な有料トイレ。で、またまた鍵がかからない。むきー
 駅から少し歩いてサンタ・マリア・ノヴェッラ広場へ。ここに面した教会に入る。中庭でシスターさんたちとすれ違う。聖堂のステンドグラスがたいへん素敵でした。あと米国人とおぼしきカップルがタンクトップ姿でモギリ役のおねえさんに制止されていました。風呂敷みたいな薄い布が準備されていて、それをかぶせられていたのには少し笑った。
 徒歩でドゥオーモ広場を通ってシニョーリア広場へ。

ヴェッキオ宮

 10:00にヴェッキオ宮到着。ウッフィツィ美術館脇の入り口から入場しますが、ここでも荷物検査。宮殿内部観光は「五百人広間」からでしたが、定例記者会見の用意らしく椅子やマイクや机が並べられていました。ヴェッキオ宮は庁舎としてまだ一部が使われているからその関係なのか?
 途中、テラスからサンタ・クローチェ教会を見晴るかす。一巡して「五百人広間」上階バルコニーに出たところで、さすがに徒歩の疲れが出てベンチで一休み。
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 ヴェッキオ宮を出た後、シニョーリア広場に面した老舗カフェ「リヴォワール」で休憩。なにやら店員が日本語で話しかけてくる……。そして頼んだジェラート(普通のチョコアイスかと思った)は、巨大なチョコアイスパフェでした……おなかいっぱい。そして別れの挨拶に「おおきにー」と言う店員。なんじゃそら

ヴェッキオ橋〜サンタ・マリア・ノヴェッラ広場

 シニョーリア広場から徒歩でヴェッキオ橋へ。観光客でごった返していました。貴金属店には用はないので外からショーウィンドウ内の輝きをながめる程度。記念撮影後、再び歩いてサンタ・マリア・ノヴェッラ広場まで戻る。
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 ここらで正午。昼食の場所を探すも、バカンス期のため目を付けた店がことごとく閉まっていて困り果てるし、脚も棒になってしまいました。結局、「リヴォワール」で食べたアイスがまだまだ腹にもたれていたこともあって、昼食はパス。そのまま駅近くのピサ観光集合場所のホテルロビーで休むことにしました。

ピサ観光

 昼2:00にピサ観光へバスで出発。他ツアーの人たちやベテラン日本人ガイドさんも合流して高速道路で一路西へ。ガイドさんのテンポのよい案内で飽きることなく過ごすことができました。
 約一時間でピサ到着。山のような観光客の群れ。そして山のようにいる黒人な屋台商の皆さん。だからなんでピサでアフリカ工芸品売ってるんだあんたらは……(´Д`;) すごい人ごみのせいで店に立ち寄る気が失せました。白亜の聖堂と赤煉瓦の城壁がたいへん印象的なるも、超絶田舎都市であることは確認。なんせ街の人口の半分が一日に押し寄せるわけですからね……。
 約一時間半の観光を終えて再びバスでフィレンツェに帰還。6:00に駅到着。14番市バスでホテルに一旦戻りました。途中、弟が車内でスリにあいかける(鞄のチャックを開けられてしまいました)……幸い、本人がふりはらったので何ごともありませんでしたが。夕方の満員バスだったのがヤバかったです。

その後

7:00ごろに夕食場所を探してホテルの北に向けて徒歩で出発。まずは添乗員さんに教えてもらったスーパーに寄るも、買うものなし(ミネラルウォーターが冷やして置いてなかった……)。そこで近くのトラットリアに入る。結構地元の人がたくさんいる店でした。開店が7:30だったのでちょっと待ってましたが、店の前で騒いでいる若い男女がうるさいなあと思っていたら、開店直前に店に吸い込まれていき、実は店員であったことが判明。

 たいへんおいしゅうございました。非常に満足してホテルに帰り、そのままシャワー浴びて就寝。歩きづめでしたしね。