神知者の滅亡*1

神知者はヒーロークエストを行いまくって、各地の神話世界を恣意的に変更したことで、大自然の反動を受けて滅亡したわけだが、ヒーロークエストがそもそも神話的真実を改変するために行われる儀式魔術であるとしたら、第三期現在行われているクエストと神知者の行ったクエストとは、いったい何が違っていたのか。
もっと言えば、神知者を滅ぼした反動というのは、そもそも何をソースとして発生したものなのか。
グローランサがクエストによって神話的真実を改変できるという可塑性を内包しているのであれば、神知者の行った大量のクエストが世界の可塑性上限を逸脱してしまったということなのか。
世界にひびが入り、混沌が再び浸潤してくる危機の前に、「大いなる盟約」がはたらいて神々によるグローランサ地上界への直接介入が発生したということなのか。
そうすると、第1期のグバージ戦争、第2期の神知者滅亡はいずれも混沌の再侵攻の危機とその克服によって終結したことになる。では第3期もやはり、混沌の再侵攻の危機と克服という形で終結することになるのだろうか。